ブラックジャックの必勝法として誰でも簡単に実行できる「ベーシックストラテジー」を解説します。ベーシックストラテジーは配られたカードにより、どんなアクションを選択すれば勝ちやすくなるのかを示すものです。表を見ながらプレイするだけなので、ブラックジャックの初心者でも簡単に実行できるでしょう。
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは、ディーラーのカードと自分に配られたカードの組み合わせにより、どんなアクションを選択すればよいのかを示す表のことです。
1プレイごとに勝率の高いアクションを選択できる
ベーシックストラテジーは勝率が高いアクションを提示するもので、短期的には負けることがあっても長期的には勝ち数のほうが負け数よりも多くなることが期待できます。
カジノゲーム必勝法に多いシステムベットではなく、ベーシックストラテジーはあくまでも1プレイごとに勝率の高いアクションを選択するスタンスなのが特徴です。
ベーシックストラテジーの仕組み
ブラックジャックは限られた数のカードを使用するゲームです。そしてカードの合計が「21」に近いほうが勝ち、なおかつ「21」を超えたら負けとなるルールがあります。さらにディーラーは合計数が「17」以上になるまでカードを引かなければなりません。
このようなルールにより、ディーラーとプレイヤーそれぞれの「バーストする確率」というものが算出されています。
| アップカード | バーストする確率 |
| 2 | 35.30% |
| 3 | 37.56% |
| 4 | 40.28% |
| 5 | 42.89% |
| 6 | 42.08% |
| 7 | 25.99% |
| 8 | 23.86% |
| 9 | 23.34% |
| 10/J/Q/K | 21.43% |
| A | 11.65% |
アップカードとは2枚のうち表向きになっている1枚のカードのことです。
| 2枚の合計 | ヒットした時にバーストする確率 |
| 11以下 | 0% |
| 12 | 31% |
| 13 | 38.55% |
| 14 | 46.15% |
| 15 | 53.85% |
| 16 | 61.54% |
| 17 | 69.23% |
| 18 | 76.90% |
| 19 | 84.62% |
| 20 | 92.30% |
「ヒット」とはカードを1枚追加するアクションのことです。
このような確率をもとにプレイヤーにとってディーラーに勝つ可能性の高いアクションをまとめたのがベーシックストラテジーとなります。
ベーシックストラテジー表
それでは具体的にブラックジャックのベーシックストラテジー表について説明します。
ベーシックストラテジーの見方
こちらがブラックジャックのベーシックストラテジー表のひとつです。

「ハードハンド用」とありますが、ブラックジャックのベーシックストラテジー表にはいくつかの種類があります。このハードハンド用は配られたカードに「A(エース)」を含まないか、あるいは「A」を「1」と数える場合に使用します。
まずディーラーのアップカードと自分の2枚の合計数をチェックし、そのふたつが交差する場所を見てみましょう。たとえばディーラーのアップカードが「7」でプレイヤーの合計数が「15」であれば、その縦軸と横軸が交差するところには「H」と書かれています。
これがプレイヤーの選択すべきアクションとなります。表のアクションは次のものを示しています。
・「H」:ヒット(カードを追加)
・「S」:スタンド(カードを追加しない)
・「D」:ダブルダウン(カードを1枚のみ追加することを宣言し賭け金を倍にする)
・「R」:サレンダー(ゲームから降りる)
サレンダーはプレイするブラックジャックのルールに含まれる場合のみ使用します。
ベーシックストラテジーの種類
ブラックジャックのベーシックストラテジー表はほかにも次のような種類があります。
ソフトハンド用

ソフトハンド用ベーシックストラテジー表は、プレイヤーのカードに「A」が含まれており、かつ「A」を「11」として数える場合に使用します。
スプリット用

スプリット用のベーシックストラテジー表は、2枚のカードが同じ数字の時にスプリット(賭け金を追加して2枚のカードそれぞれにカードを追加する)を選択するかどうかを含めたものです。
・「H」:ヒット
・「S」:スタンド
・「D」:ダブルダウン
・「P」:スプリット
カードを追加し続ける場合


「A」を含むカードの場合、ヒットでカードを追加しても合計数がさほど大きくならない時があります。たとえば「A+4」の時、ヒットしたカードが「8」であれば合計数は「13」となります。
このままでは勝てるかどうかが微妙であり、さらにヒットするか迷うところです。
この場合、ベーシックストラテジー表では「A+12」の横軸をチェックしてみると、ディーラーのアップカードが「7」以上であれば「H(ヒット)」となっています。
ベーシックストラテジー表を使った実践例
それでは実際にベーシックストラテジー表を使ってブラックジャックをプレイした例を見てみましょう。
1回目「A+8」でスタンド:引き分け

自分が「A+8」でディーラーのアップカードが「3」となり、「スタンド」を選択します。

ディーラーも「19」であるため引き分けとなります。
2回目 ブラックジャック:勝ち

プレイヤーのカードはブラックジャックとなり、ディーラーは「20」となってプレイヤーが勝利します。
3回目 「14」でヒット:負け

自分は「14」でディーラーのアップカードが「10」なので「ヒット」を選択します。

「A」を引いて「15」となります。このゲームではサレンダーはできないのでふたたび「ヒット」を選択します。

4回目 「14」でヒット:勝ち

自分が「14」でディーラーのアップカードが「8」なので「ヒット」を選択します。

「5」を引いて合計数が「19」となり「スタンド」を選択します。

ディーラーは「J(ジャック)」を引いて合計数が「18」となりプレイヤーが勝利します。
ベーシックストラテジーを使う際の注意点
ブラックジャックでのプレイでベーシックストラテジーを使う場合の注意点をご紹介します。
インシュランスは使わない
ブラックジャックはディーラーのアップカードが「A」であった時、ブラックジャックが完成しているとプレイヤーもブラックジャックでなければ負けとなります。
そこでディーラーがブラックジャックであった時に備えて「インシュランス」で保険をかけることができます。これは賭け金の半分を支払い、ディーラーがブラックジャックであった場合には収支がプラスマイナスゼロになるというものです。ただしディーラーがブラックジャックではない場合には、インシュランスの賭け金は没収されます。
ベーシックストラテジーではこのインシュランスは使わないようにしましょう。
ディーラーがブラックジャックになるのはダウンカード(伏せてあるカード)が「10」か絵札の時ですが、その確率はほぼ13分の4(約31%)と低いことが理由です。
デッキ数により表が違う
ブラックジャックのベーシックストラテジー表は、実はカードのデッキ(組)数により異なるものが用意されています。ここでご紹介しているのはマルチデッキ用なので、6組あるいは8組のデッキに対応しています。
オンラインカジノはライブカジノのブラックジャックでは一般的に8組のデッキを使用しています。しかしプログラムで動作するテーブルゲームの場合、1組のみのシングルデッキの設定であるケースが多いと考えられます。
ベーシックストラテジー表を見ながらプレイするには時間がかかるので、ベット時間に制限のあるライブカジノでは慣れるまでうまくベーシックストラテジーを使えないかもしれません。
そこでテーブルゲームのブラックジャックでプレイする場合には、シングルデッキ用のベーシックストラテジー表の使用をおすすめします。以下がシングルデッキ用のベーシックストラテジー表です。



まとめ:ベーシックストラテジーを活用してブラックジャックをプレイしよう
ベーシックストラテジーはブラックジャックでのプレイを有利にするツールです。初心者の人はどんなアクションを選択すればよいのか迷う時、ベーシックストラテジーを参考にすると役立ちます。表を見ながらプレイできるので、オンラインカジノで実践してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
ブラックジャックのベーシックストラテジーに関する疑問とその回答をご紹介します。
- Qベーシックストラテジー表は覚える必要がある?
- A
ランドカジノではベーシックストラテジー表を見ながらプレイすることはできませんが、オンラインカジノであれば表を確認しながらブラックジャックをプレイできます。そのためオンカジでのプレイなら表を覚える必要はありません。
ただしライブカジノはベット時間に制限がある点に注意しましょう。
- Qベーシックストラテジーを使っても勝てないのですが
- A
ベーシックストラテジーはブラックジャックで必ず勝てるというものではありません。あくまでも確率的に勝ちやすいアクションを選択できるというツールです。
短期的に負けることが多くても、長期的に勝ち数が負け数よりも多くなる可能性が高い手法だということを理解しておきましょう。
- Qベーシックストラテジーとほかの必勝法は組み合わせられる?
- A
ブラックジャックのベーシックストラテジーで勝敗の数をチェックすれば、勝ち数と負け数の割合を計算できます。負け数のほうが多い場合には、賭け金を増やすなどほかの必勝法を組み合わせることもできるでしょう。


